「やっぱスゴいね。あの3人。イケメンだもんね」

杏莉があたしの耳に近づけて言う。


『確かにね、教室に入ったらもっと大変になるね』



同じ事を思っていたのか杏莉も大きく頷く。


そして、教室へと迫っていく―――



ガラッ


ドアを開いた瞬間に皆があたし達を見る。


キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!