怒鳴るあたしを嘲笑うように金井は言った。

「人の物って、綺麗に見えないか?特に大切にされてるものとか、それが俺にとってはお前なんだよね。例え過去に捨てた女だとしても。」



『………っ!!!』



酷すぎて何も言えない……


コイツ腐ってる……。


「お前性格かわったな。昔は地味だったくせに。何?お前のお袋に対しての逆恨み?だから屈折なんだ。」



ケラケラと笑う金井が悪魔に見えた。


でも、こんな悪魔にまける程やわな女じゃない。



ドカッ!!!



「っ…………何すんだよテメェ!!」


金井があたしの胸ぐらを掴んできた。


あたしは、おもいっきり金井を殴ってやったのだ。



金井が恨みの眼であたしを見て、腕を振り上げる…



金井があたしを殴ろうと腕を下ろした瞬間、


ガシッ

「!!!!」



バンッ!!

ドカッ!!!


あたしは金井の腕を掴み、腹を蹴り、もう一発殴ってやった。