アイツが言っていることは正直信用出来ない………。


「お前、変なことされたら、殴れよ?」



『お前、あたしだから理解出来るけど、周りが聞いたら、どん引きするぜよ?』

でも、アイツだから、可能性はある。


気をつけないと………。


『なぁ、この事、皆には黙っといてくれないか?』


なんで? と眉を寄せて聞く蓮。


『杏莉達とか、絶対に心配するんだ。
あたしは、いつも守られてばかりだ。
もうこれ以上、心配させずに自分の事は自分で解決したい。それに、お前がいるから、あたしが守ってやらないといけないと思う。』


そう言ったら、蓮はクスッと笑って、

「お前は頼もしいな。俺の自慢の彼女だ。お前の望み通り、あいつらには言わねぇ。」


あたしの頭をぽんぽんと叩く蓮


「でも、守るって言う言葉は俺のセリフだ。言うんじゃねぇ。」



と言った。



…………可愛いな。


でも、守る事は譲れない

幸せになってもらわないと。


『ほら、屋上行こ☆腹減った☆』


「あぁ、そうだな。」


あたし達は屋上へ向かった。