朝はいつも通り、ラーメンを食べてから学校に来た。
「クラスが一緒って便利だな。」
神谷が微笑みながら言う。
そう、
新学期から、クラスが替わり、いつものメンバーに神谷が入る事になった。
こんな上手い話があるわけない。
って最初は思ってたけど、よくよく考えてみれば、零のばあちゃんって学園長だったりしたんだよね……。
この仕業は多分、零だと思うけど、別に聞いたりはしない。
だって神谷が入ってきて、やっとメンバーが揃ったんだから!!!
結果オーライっすよ!!
『零良かったね。神やんが来てくれて。ラブラブし過ぎるなよ?』
「大丈夫だよ。アイツ、見た目通り、かなりサバサバしてるし。ラブラブなんて言葉、アイツの頭には無いから(笑)」
笑いながら言うけど、寂しいんじゃないの――?
「けど、寂しいとかは全く思わないんだよネ。」
『なんで……?』
そう聞くと零は笑顔で
「がっくん(学)は、いつも、口にはしないけど、行動で示してくれるの。
あたしが、がっくんと付き合っているのが許せない女子とかいるわけ。
その女子に、嫌がらせとか受けてる時があったんだけど、がっくんは必ず守ってくれたんだ。
[俺はお前らの物じゃねぇ!零を傷付けるな!]
ってね。
皆の前で言ってくれたりした。強引だけど、多分がっくんなりに守ってくれてるんだと思う。」
少し頬を赤く染めながら、言う零はとても可愛かった。

