「そっかそっか…まずは自己紹介しないとだな!」 コクリと頷く。 「佐倉夏樹と言います。悠里ちゃんの担当になったんだ」 よろしくねっ!と笑顔を向ける先生。 「あたしいつお家帰れるの?」 「うーん…しばらくは病院にいてどうして倒れちゃったのか調べなきゃいけないんだ」 俯いて頷く。 「うん、いい子。検査は明日からだから頑張ろう!」 そう言って部屋から出ていった。 安心したのかすぐに眠りについた。