それからは、

お父さんは仕事を頑張って家事はあたしがする、そんな毎日だった。

家事は好きだし、うまく出来たら喜んでくれる。

「おっ!この味噌汁うまいな!」

「今日のは自信作なんだぁ」

あたしはこの生活にも慣れ、幸せを感じていた。

でもお母さんを蝕んだ悪魔はこの幸せを見逃さなかった。