ふわっ…!!

俺の肩に軽く何かが当たる。

ぶつかった方向を見るとそこには、涙を浮かべたきれい…いやかわいい女の子がいた。

「…あっ!!ごめんなさいっ…」

「いや、俺の方こそごめんね……大丈夫?」

華奢でフワフワした髪が特徴のその子は俺が声をかけるとニコッと微笑んだ。