は~、ココは一応伊織を宥めておくか。 「大丈夫よ、伊織。」 「ふぇっ?」 「部長さんには人生相談にのってもらってただけだから。」 と、伊織の肩をポンポンと叩く。 伊織は私の言葉を聞いて一瞬ホッとしたように顔をゆるませたのに。 「そうそう。 あーんな夜の生活や、こーんな夜の楽しみ方をね~♪」 部長さんの一言に顔も空気も凍りつく。