どうしよう… どうしよう…!!!! 後輩達の言葉を聞いて、身体中の血が凍りつく。 唇までが真っ青になって 必死の状態で理性を保つ。 私がしゅーちゃんの幸せを壊した。 水島さんからしゅーちゃんを奪った。 お腹の中の赤ちゃんからお父さんを奪った。 どうしよう… どうすればいい?? どうすればこの罪を償える…?? 酸欠状態の頭で 恐怖に震えながら、必死に耐えていると。 「オイ、高宮さん!!! 大丈夫…!!??」 人混みをかきわけながら 私を見つけたしゅーちゃんが私の肩をポンと叩く。