しゅー…ちゃん……。 しゅーちゃんのまっすぐな瞳と、まっすぐな言葉に胸の奥がドクンドクンと熱くなる。 ヤバい。 嬉しい。 こんな状況なのに。 桐谷慎が近くにいるのに。 私の心がしゅーちゃんの言葉に熱くなる。 ダメだとわかっているのに。 しゅーちゃんのことが大好きだったあの頃の自分が現れて、私の心を大きく揺らす。 そして… あんなに納得していたハズなのに。 あの日、羽田で別れる決断をした自分を少しだけ後悔している自分がいた……。