は……?? 意味がわからずポカーンとした顔をしながら部長を見つめていると。 「その口ぶりに落ち着きぶり。 まさか…、君はこうなるコトを予測していたのかい??」 俺の背中の後ろから。 田中さんが呆れたような声で桐谷部長に声をかける。 桐谷部長はズズッとほうじ茶をすすって、俺たちの方へ向き直ると。 「もちろん。 そうじゃなきゃ俺は今、こんなトコにはいませんよ。」 そう言うと。 桐谷部長は大胆不敵にニッと笑った。