「…は…??ふざけんな!!!!!」




夜の代官山に桐谷慎の怒号が響く。








「ふざけてねぇよ。
俺はそのカワイイお嬢ちゃんに忠告しただけだよ。」


「は?忠告!!??」


「…そっ。慎はアンタのコト、イブの身代わりにしか思ってないよって。
そんなのミジメになるだけじゃないのってね。」









そう笑った瞬間。





「…龍!!!!!!!」







桐谷慎は早坂さんの胸ぐらに掴みかかった。