早坂さんと桐谷慎が…

幼なじみ???!!!






「ま…、幼なじみって言っても毎日毎日メシも風呂も何もかも一緒だったから…。
慎とは兄弟みたいなモンだけどな。」





早坂さんは、そう言ってニッコリと微笑む。






は~……。


そう言われれば、全てに納得がいく。


桐谷慎にあんな態度なのも、

イブを知っていた理由にも。







やっとピリオドの打てた2人の関係にウンウンと納得していると。









「ま…。そういうワケだから俺は慎にとってアニキみたいなモンだから、心配しなくていいよ。」






はい??








そう言うと。

早坂さんはニッコリと笑ったまま私の右腕をグッと掴んで。







私を無理やりベンツの助手席に押し込んでしまった。