「ああ、ゴメン。 完全に忘れてた♪」 「はあっ?オマエ殴られてぇのか??」 ――えぇっ!!!!???? 早坂さんのまさかの返しに凍りつく、我が広報部の皆様。 「コソコソ…つーか何者?」 「コソコソ…あの桐谷部長にあの口の聞き方…」 「コソコソ…まさに…勇者じゃね?!」 普段、桐谷慎に虐げられてる広報部の皆様にとっては、早坂さんのあの返しは異次元のような出来事だったらしく。 広報部はちょっとしたざわめきに包まれていた。