部長さんの部屋のリビングは白を貴重にしたスタイリッシュなカッコいい部屋だった。 広さはあんまり変わらないけど…、調度品の1つ1つがカッコいい。 うーん。 神様は超絶な顔だけじゃなく、センスというものも彼に与えてしまったらしい。 「座って?」 促されたソファーの前にあったのは、美味しそうなポテトアップルパイ。 「こ…これは、もしや…。」 イヤな予感がして振り返ると 「うん。 ご察しの通り、高宮作の作品です。」 部長さんは面白そうに微笑んだ。