「俺は…お前だけは抱けねぇよ。」 センパイは… やっぱり簡単には堕ちてくれなかった。 「そんなに…、あたしに魅力がない…??」 あたしは自分で言うのもなんだけど、そんなに不細工でもないし、伊織ほどじゃないけどカラダだってキレイな方だと思う。 なのにここまでハッキリ拒否られると…、自信をなくす。 ハァとためいきを吐いて体を離すと 「好きとか嫌いとかじゃねぇよ…」 センパイは力なく微笑んだ。