五人はアラモアナよりのワイキキビーチにいた。 ダイアモンドヘッドがバックの写真を撮りたいと公作が言い出して、チャドはベストポイントのあるビーチに連れてきたのだ。 そこで、はる子は空に浮かぶパラセールを指差した。 「お父さん、わたしあれに乗ってみたいわ。一緒に乗ってくださいな」 公作は驚いたが、嬉しかった。なにしろはる子は結婚してから一度も、公作に何かを注文したりねだったりしたことがないのだ。 「よし!乗るか」