「それにしても、ここでお味噌汁までいただけるなんて」 はる子がテーブルを眺めて言った。 「マーケットに行けば、日本の調味料や食材はいくらでも手に入るんですよ。いまや、日本食はとてもポピュラーですからね」 兼高が答えた。 「ボク、時々お弁当におにぎり持って大学行ったりするよ」 「まあ、ほんとう?」 チャドの言葉にはる子が嬉しそうに言った。 「さぁさぁ、料理が冷めちまう。どんどん平らげておくれ。よければ日本酒もあるよ」 ビッグママの言葉に、みんなは一斉に箸をとった。