「ソースケ!!元気だった?」 バンから降りてきた青年は、軽くボクシングのジャブの仕草を兼高にぶつけた。浅黒い顔をした2メートル近い大男だった。ブルーのアロハに白いコットンパンツ姿だ。 「紹介します。彼はチャド・ソリマ、大学生のハワイアンです。今日はドライバーをやってもらいます。日本語が話せるのでお二人も遠慮しないで話をしてくださいね」 「アロハ、ハワイにようこそ。私の名前はチャドといいます」 兼高に紹介をされたチャドは、大きな手で米山夫妻に握手を求めた。