数時間経って、エコノミーシートの座り心地が悪くなってきたらしく、はる子が何度も姿勢を変えた。こればかりはどうしてやることもできないと瑠美は思った。 突然待ってたかのように、兼高が足元に置いたバッグから何かを取り出した。 カチャカチャと組み立てたそれは一枚の板のから台形の踏み台みたいな形になった。 兼高はそれにはる子の足を乗せてみて下さいと言った。