はる子は静かに微笑んで頷いた。 「とにかくっ、この旅行中は私とトラベエを息子や娘だと思って頼りにして下さいっ!」 兼高はドンと胸を叩いた。 「ボス、そんなに酔っ払ってしまったら頼れないでしょう」 瑠美の言葉に米山夫妻は、顔を見合わせて笑った。