俺様☆執事にご用心!


「それでは、二人一組になってください。ご親族の方は前に…」

係員の人が骨を説明し始める。

「これが…黒崎さんだなんて…」

私がそう言うと斗基は静かに私の手を握った。


「莉央ちゃん?樋浦君と最初にやりなさい」

説明が終わると、お母さんが私達を前に入れた。

「お嬢様、お好きなのをお選びください」

「…うん」

私は1番近くにあった、左足の骨を選んだ。