「蒼空と淳史、俺を置いて先に行っちゃうんだもん…1人じゃ寂しいじゃん?」


ホントに男の子が寂しそうな口調で言うから、あたしは思わず…、


「じゃあ、行こ?」

「やったぁ♪」


そう喜ぶ男の子は子供みたいで、笑いそうになった。