「ねぇ、お姉さぁん!」


途中で、後ろからかわいらしい声が聞こえた。

振り返ると、そこにはあたしと同じ制服を着た男の子。


「あたし、ですか?」

「そ!思った通り、かわいいー♪」


いや…、かわいいのはあなたの方だと思うのはあたしだけ?