「あたしは桜井萌絵です」

「かわいいー♪お兄ちゃん、彼女ができたなら教えてくれればいいのにっ」

「優海になんて教えるかよ」

「ひっどい。萌絵ちゃん、上がってください♪」

「あ、うん」


あたしは蒼空くんの家に上がった。


「蒼空ーっ!」