「何、今の…」


あたしは思わず、頭に手を当ててしまう。

ただ、ポンポンってされただけ…。

そう思おうとしても、さっきの出来事が頭から離れなくて。

ドキドキが止まらなくて。



あたしは少しの間、動けなかった…。