そう言ってさっきまでいた女のコの輪の中に美那ちゃんは戻っていった。 「葵衣菜…最初から手作りくれれば良かったのに。」 「でも…自信なくて… 形もひどいし… 不器用だから…」 「でも、俺にとってはそういうとこも可愛いんだけど。」 そのまま軽く唇に触れると周りをキョロキョロして焦る葵衣菜。 「ほんと、可愛すぎ。」