「院長!!」
「ああっ!?」
駆け込んできた孫市に呼ばれた院長は、乱暴に返事をした。
「敵が来ました!」
「ちっ……間に合わなかったか。おい、こいつを渡しとくぞ」
院長はいくつかの丸薬を孫市に渡した。
「これは?」
「麻痺毒の抗体だ。全員分はねえから、主力に飲ませろ」
「……わかりました」
孫市は受けとると、すぐに医務室を出た。
自分も戦うために。
「ったく。俺も腕が落ちたみたいだな。こんな薬くらい作れねえなんてな」
「院長……」
「根津。二人の蘇生にかかるぞ。どうやら二人が間に合わないとやべえみたいだからな」
院長は重い腰をあげ、眠る慶次と佐助の治療にかかることにした。
「頼むぜ、若造。時代を動かすのはお前ら若造なんだからな」
「はい。僕も頑張りますよ」
「当たり前だ。根津、さっさと準備だ」
「ああっ!?」
駆け込んできた孫市に呼ばれた院長は、乱暴に返事をした。
「敵が来ました!」
「ちっ……間に合わなかったか。おい、こいつを渡しとくぞ」
院長はいくつかの丸薬を孫市に渡した。
「これは?」
「麻痺毒の抗体だ。全員分はねえから、主力に飲ませろ」
「……わかりました」
孫市は受けとると、すぐに医務室を出た。
自分も戦うために。
「ったく。俺も腕が落ちたみたいだな。こんな薬くらい作れねえなんてな」
「院長……」
「根津。二人の蘇生にかかるぞ。どうやら二人が間に合わないとやべえみたいだからな」
院長は重い腰をあげ、眠る慶次と佐助の治療にかかることにした。
「頼むぜ、若造。時代を動かすのはお前ら若造なんだからな」
「はい。僕も頑張りますよ」
「当たり前だ。根津、さっさと準備だ」

