「燃え尽きろ!!」
幸村が突いた槍の先から、炎が渦を巻いて飛んだ。
「っ!!」
俺は風の壁で炎の軌道をずらした。
炎は横に生えた木々に燃え移り、また大きくなった。
「やるね。まともに切り裂くんじゃなくて、逸らしたわけか」
「はい…でも、このままじゃ防御しか…」
「大丈夫。私に考えがある」
孫市は銃に何やら新しく弾を込めている。
「これで幸村の防御の種明かしをできれば勝ち目はある」
孫市が銃を構えた。
「孫市。まだ当たると思っているのか」
「ああ。もちろんさ」
「まんざら嘘でもなさそうだ」
幸村は再び槍に火をともした。
「孫市さん……」
「大丈夫。とりあえず防御は頼むよ」
不安そうな俺に、孫市は親指を立てて答えた。
「いくぞ!!」
幸村は地面に向かって、槍の先を降り下ろし、炎を地面が這うように飛ばしてきた。
幸村が突いた槍の先から、炎が渦を巻いて飛んだ。
「っ!!」
俺は風の壁で炎の軌道をずらした。
炎は横に生えた木々に燃え移り、また大きくなった。
「やるね。まともに切り裂くんじゃなくて、逸らしたわけか」
「はい…でも、このままじゃ防御しか…」
「大丈夫。私に考えがある」
孫市は銃に何やら新しく弾を込めている。
「これで幸村の防御の種明かしをできれば勝ち目はある」
孫市が銃を構えた。
「孫市。まだ当たると思っているのか」
「ああ。もちろんさ」
「まんざら嘘でもなさそうだ」
幸村は再び槍に火をともした。
「孫市さん……」
「大丈夫。とりあえず防御は頼むよ」
不安そうな俺に、孫市は親指を立てて答えた。
「いくぞ!!」
幸村は地面に向かって、槍の先を降り下ろし、炎を地面が這うように飛ばしてきた。

