・・・え? まじで!? 先生の病院!? まさかの龍ん家金持ち!? うわー、悲しいねー。 あたしとは全く住む世界が違う人じゃん…(泣) てか、そーじゃなくて! 「ダーメ。ちゃんと払うから」 「分かった。50万」 龍はそう言いながら手を差し出す。 「ありがとう」 「ん」 龍に50万と言われ、結局お金を払わなかった。 少し、いや大分申し訳ない気持ちで病院を出た。