7その日は一日中、わたしは涙を流すだけでした。

もう二度と会えない悲しさを流すかのように泣いて、泣いて、泣き続けました。

顔に押し付けていた枕がグショグショになってしまいました。


 

 

丸いお月さまがのぼるころ、わたしはやっと泣きやみました。

そして決心しました。