甘ったれクリーチャー

いつの間にか、眠っていたらしい。

チャイムの音に、閉じていた目を開ける。

何の夢だったのやら。

夢の中でも彼女を犯すくらい、僕は相当依存しているらしい。

もはや、本能だけで成り立っている生き物のよう。

「甘ったれクリーチャー…」

そのタイトルで、短編の小説を1つ書いて見ようか。

執筆に行きづまった時のために、甘いものを用意して。

そう思いながら躰を起こすと、棒だけが残ったチュッパチャプスをゴミ箱に捨てる。

「いらっしゃい」

ドアを開けると、
「trick or treat!」

タッパー片手に笑う、僕の愛しい人。