「お待たせ、あずさ」 「大輔ッ」 「ゴメンな、いつも待たせて」 と大輔はあずさの頭を撫でる ドキドキする胸を抑えながら 「ううん、全然平気だよ。 そんなことより早く帰ろう?」 「そうだな」 「今日、すごくカッコよったよ!!」 「それ昨日も言ってなかった? どれが一番なんだよ……」 大輔が苦笑する 「えっ?そうだったかなぁ?う~ん……全部!」 とあずさが即答すると、大輔が真っ赤になった