「あ、あずさ……どうしたの?ボーッとして……」



あずさは顔を真っ赤にさせた



「へっ?!なんでも無いよ??!
眠いだけだから!!!」



苦し紛れの嘘だった



「ふーん……」





いくら友達でも言えなかった



せめて成功してから言いたい……



だって、もし断られちゃったら
みんなに心配かけちゃうから……



……成功する気もしないし。



断られるって解りきってるし……