「俺がずっと持ってたんだ……
あげたって言えば、
くださいって言われたら断れるし……
それに……………」





と大輔はあずさの頭を優しく撫でた






「後であずさにやるために………な?
ゴメンな…………俺のせいでへんな誤解させちゃったみたいで…………
してたんだろ…………??
好きな人いるんだ………とかさ?」






あずさはボタンを握り締めた