「そうなんですか、残念」


「ゴメンね」



女の子が走って立ち去る



友達が



「お前マジ人気者だな
羨ましいぜ
俺なんて第2ボタンくださいってくるやつすらいねーし」



「人気者すぎても疲れるだけだよ」



とため息をついた


ふと目をやるとあずさがいた



「…………ん?」




あずさは浮かない顔で俯いた







あずさ………
元気が………無い??