隙間を埋める
薔薇の香

甘く 切なく

咽ぶほどに 嗅ぐわう

空間に満たされた
君の芳香に

君の存在を
愛しむ

そのひとらの花びらさえ
芳しい

吐息のもれる
その空間で

君を想う