嬉しさのあまり 私は部屋中を飛び回った。 「ちゅ」 マグカップにキスをする。 言葉にならないほどに 嬉しくて仕方ない。 携帯に目を向けると、 ランプがチカチカと 光っている。 私は、急いで携帯に手を伸ばす 未読メール1件 「朔也からかな♪」 ボタンを押す手に 自然と力が入る。