「朔也…
私もう24歳になったよ。
いつ、迎えに来てくれるの…」

分かってる。
来るはずないって…
分かってるけど、
信じて待ってる私がいる。


少し照れた顔で、


「大人になったら
結婚しような…約束だぞ」


て言ってくれた貴方が
あまりにも
綺麗で力強かったから。


「仕事も休みだし
もうちょっとだけ…」


そして私はまた
夢の中へと落ちて行く…
深く、深く…


私の記憶を辿る
不思議な夢の旅…