「あのね!」 私の声にみんなが反応する。 「柚ね、 朔也君の事が 好きになっちゃった…」 頬を赤らめて俯いていると 美希が声をあげた。 「きゃぁぁぁ、 柚、応援するよ!」 「ぁりがと美希。」 「あたしも応援するから!」 「絢も、ぁりがと。」 「もちろん、恵美もだよ!」 「うん、みんな柚頑張るね!」 私は決めた。 絶対、朔也君の彼女になる。