「なんだ。和樹の知り合い?じゃ、決まりだね!」
手を引かれて、サークルの手続きをして、あっという間に決まっていた。
和樹先輩から、本当にいいのと聞かれたけど、先輩と一緒のサークルに入りたかった。なんて、恥ずかしくて言えないので、黙っていた。瑛先輩には、申し訳ないけど、瑛先輩の強引さに負けたことにしておいた。
そうして、初日から先輩に会えて、薔薇色の大学生活を始めることになった。