外の日射しは肌に痛く、紫外線が気になったので、近くの公園に向かった。 木々の生い茂った林の中で 木から発せられる“気”を吸収するかのように、大きく呼吸し、頭をクリアにする事に集中した。 怯えた享先輩に、少しでも元気を取り戻す言葉を探してみたが 『自業自得』 そんな思いが駆け巡ってしまい、言葉がみつからない‥ 「複雑な恋愛より‥‥」 サワサワと 葉擦れの音が響いた 「軽い恋愛してみたら‥?」 ザワザワと 木々が揺れ動いた