No~~~~~~!!!!
また注目の的になってるぅ~!!
このままでいちゃダメだ!
「は、は、速水さん?あの、離して……」
「無理。」
早っっ!
いや、私も無理だから!
「ゆゆって、あんまり周り見てないよね。」
速水さんはそう言って、ハハッと笑った。
それって……
「確信犯ですねー?!」
そう言いつつも、ずっと抱きしめられたまま、
満足に魚たちを見ることはできませんでした。
憧れのデートがこんなことになったのは……
私のせい?