年上王子様

四季ちゃんの元へ行くと、
いろんな下着を手に取り、
私の体へ合わせてきた。
「うーん。これは、なんか違うなぁ。これもちょっとねぇ…。」
私のなのにそんなに悩んでくれるんだ!
言っちゃ悪いけど、
四季ちゃん案外ヒマなんだねっ!(泣)
「そう言えば、ゆゆってカップ何なの?」
うぐっ…
その話題は…
「ノーコメントで。」
「いやいや、それ言ってもらわないと話になんないから。」
確かにそうだけどぉー。
その手の話題は、ダメです!
身長の次にコンプレックスなんだよー!
「言わないと、私が触って確かめるよ?」
四季ちゃんが妖しく笑いながら言う。
触るの?!
やだやだ!
そんなの恥ずかしすぎるっ!
「言います言います!」