屋上に着くと、お弁当を広げた途端、
四季ちゃんが口を開いた。
「で?その幸せそうな顔は、付き合ったんだ?」
「うん♪」
私が笑顔で言うと、四季ちゃんは私の頭を撫でた。
「よかったねー。ついにゆゆも彼氏かー。」
四季ちゃんがしみじみと空を見た後、
私の方を見てニヤリと笑った。
な、何?!
「ゆゆも大人の階段上るんだね。しかも、相手は社会人のイケメンだし?」
おおおお大人の階段とはっっ!
いわゆる、あれですよね…。
エッチ……ですよね。
「そ、そんなのまだ早いよー!」
私は顔を真っ赤にして言った。
だって、昨日付き合ったばっかなのに…。
「わかんないよー?どこまでいったの?手つないだ?ハグ?」
えーっと…それはー
そのぉー……
それ以上いったよね、昨日…。
「キス…」