年上王子様

冷蔵庫の中をあさり、(勝手に)
朝ごはんを作り始めた。
ハムと卵あったし、
ハムエッグとサラダとトーストでいっか。
フライパンでハムを焼き、
その上に卵を落とし入れた時、
体が温もりに包まれた。
「ふわっ!」
漣さんだ。
いきなりこんなことされたらビックリするよっ!
「感じてんの?」
耳元で囁かれ、ぎゅっと目をつむる。
腰を撫でられて、首に唇を這わせられて…
私はもう、漣さんのされるがまま…。
「んっ……や…」
「やじゃないだろ?」
っっダメっ!
力が抜ける…。
私はとうとう、腰が抜けてその場にへたり込んだ。