わわわっ!
速水さんが近付いてくる!
って、寝るんだし当たり前か。
うわー、うわー!
私の純情も今日で終わり…。
今日の私、グッバイ…。
「じゃあ、寝ようか。おやすみ。」
あれ?
速水さんはさっさと布団にもぐり込んで目を閉じてしまった。
………えーーーっ?!
さっきの私のドキドキは何?!
しないんですかー?!
って、したかったみたいになってるけど…。
私はてっきり…
こんなこと勝手に想像して、
勝手にドキドキしてたのは私。
そうだよね。
よく考えれば、大人の速水さんが、
こんなガキの女子高生、しかも貧乳を相手にするわけないよね。
あ、自分で言ってて悲しくなってきた。