「渚くん、かっこよかったね~」

惚れ症の柚子が目をハートにして言う

それを、ツンとした目で聞いていたせいか

柚子が頬を膨らませて

「かっこいいよね!?」

え・・・

これって、強制的??みたいな

「あーうん。かっこいいかっこいー」

かなり、棒読みでいっちゃたけど

私が“かっこいい”って言ったことが嬉しかったらしく

「じゃーん!!♪」

右手には会員証の

<渚くんのふぁん倶楽部>と書かれた会員証をもっていた

「プレミアム会員なんだよ♪」

・・・・

「そっそこまで好きなの!?柚子彼氏いるじゃん!!」

「そんなの関係ないもーん♪」

はぁ・・・

こいつはダメだっ

って、思ったけど柚子が楽しければいいかなって感じで

私は二ッってワラって

「ばかゆーこぉ彼氏にいいつけるぞ(笑」

「いやぁやめてー」

って言う日常的な会話が楽しかった

ちなみに今は放課後

放課後を満喫中で教室で長話

それがいつもの事。