*** 1カ月前 ピンポーン 元気よく家のチャイムが鳴った。 「……ハイ」 「宅急便で―す!!」 すぐに違うと分かる少し幼い声と制服姿。 「受け取り不可能です。さようなら」 「ひどーい!!とりあえず開けてーーー!!」 そんな小さい体のどこから出るんだ、と疑問に思うくらいのでかい声。 開けないと近所迷惑になりそうなので渋々ドアを開けた。