まぁ、無理強いはしたくないけどさ


和奏は玄関まで送ってくれた、もちろん和奏の手作りのお弁当付き


 「いってらっしゃい」

 「ああ」


なんだが物足りないような、なにかを忘れているようで……あ、そうか


俺はにこにこと可愛い笑顔の和奏のほっぺにキスを落とした


 「っ!!」


大きな目をさらに大きく開いて固まった和奏


あら、刺激が強すぎた?

だって俺ら婚約者だろ?

こんなこと結婚したら毎朝やるんだ♪

だから和奏には今日から慣れてもらわないと


って…あ、やばい本当にフリーズしちゃったよ